「夏暑く、冬寒い」木造アパートには、そのイメージが定着しているのではないだろうか。賃貸住宅においては、快適性よりも収益性が優先されてきたため、住む人の快適さにつながる性能の部分が置き去りとなってきました。快適さにつながる断熱性能や気密性能、換気システム等は建築されてからでは入居検討者に訴求しにくいため、入居率に直結しにくいと思われており施主サイドからは費用をかけにくい部分でした。
性能が置き去りに
なりがちな賃貸住宅
高付加価値とは
間取りや設備などの優位性だけではない、高性能戸建て住宅をつくってきた青木建設だから提供できる「性能・デザイン・機能・ワクワクする暮らし」。通常のアパートが築年数が経てば需要が落ち空室リスクが高まるのに対し、高い付加価値のついた物件では、クチコミが蓄積し伝播されればされるほど、需要が高まってくるのです。SNSが普及した時代だからより需要の高まりが見込めます。
融資期間を長く受ける(劣化対策等級3取得)
木造の法定耐用年数は22年のため新築だと22年の融資を受けられますが、さらに新築木造アパートは法定耐用年数を超えた融資を受けられる方法があることをご存知ですか?
新築を建てる際に「劣化対策等級」という住宅性能評価を取得すれば、融資期間を30年まで延ばしてくれる金融機関があります。融資を30年で受けることができれば、20年で受けるときと比べて毎月のキャッシュフローが格段に変わりますので、新築木造アパートの賃貸経営を成功させるために大きな役割を果たします。
■劣化対策等級とは?
住宅を長持ちさせるための対策の程度を示す等級のことをいいます。等級は下記の3つに分かれています。
・等級1:建築基準法が定める対策が講じられている
・等級2:築年数50~60年くらいまで長持ちするように対策が講じられている
・等級3:築年数75~90年くらいまで長持ちするように対策が講じられている